中古不動産を購入しようと思ったとき、リノベーションという言葉を聞くことがあるかと思います。
具体的に何をすることなのかわからないという方も多いので、不動産におけるリノベーションとは何かを解説していきます。
不動産購入後のリノベーションとは
まず、リノベーションとはどのようなものかを解説します。
リノベーション
日本語に訳すと刷新という意味をもっています。
刷新とは悪いところをなくし、新しくすることを意味し、不動産業界においては、古い部分を改修し、新しく綺麗な状態にすることを意味しています。
リフォームとの違い
リフォームはいわゆる修繕で、新しくするというより、今あるものをそのまま直すという意味合いが強くなります。
不動産におけるリノベーションの費用
次に、リノベーションに必要な費用相場をご説明していきます。
費用相場
マンションを購入した場合、10万~17万円/㎡が相場になる場合が多いです。
設備や材質にこだわりをもちたいときは相場は20万円を超えることもあります。
また、工事日数が伸びるとそのぶん費用がかかることも注意しておきましょう。
戸建ての場合は25万円/㎡が相場になります。
マンションのリノベーションのほうが低コストになるでしょう。
内訳
費用の内訳として、構造28%、耐熱21%、設備19%、意匠28%、その他4%となっていることが多いです。
ほかにも、工事にはさまざまな種類があるので、追加するたびに内訳が変わっていくことがあります。
どこに重きを置くかを考えておきましょう。
不動産をリノベーションするメリット
最後に、リノベーションをおこなうメリットに触れていきます。
新築よりも安い
中古不動産を購入することになるので、当然新築よりも安くなります。
たとえ大規模な改修をおこなったとしても、新築よりも高くなることはほとんどないので、安く綺麗な物件が手に入ることになるのがメリットになります。
間取りが自由
改修をおこなうことによって自分が生活しやすい間取りにできます。
物件を見てから、どのような間取りにするのか検討できるのでイメージがしやすいのもメリットになるでしょう。