過去に火事があった土地を売却する場合、売却にはどのような影響があるのか不安に思っている方もいるかもしれません。
今回は、火事のあった土地にお祓いは必要なのか、売却にはどのような影響があるのかお祓いの費用や注意点などをご紹介します。
火事のあった土地の売却を検討している方、お祓いをしようか検討している方必見です。
火事のあった土地のお祓いの有無で土地売却には影響する？
過去に火事のあった土地は、人が亡くなっていたり大規模な火事だったりすると心理的瑕疵に該当します。
火事がボヤ程度の小規模な場合はリフォームなどをおこなった後問題なく生活ができていれば瑕疵には該当しません。
ただ、売却後のトラブルを避けるためにも告知義務が無くても、告知しておくと良いでしょう。
お祓いについては、必ずしも必須ではありません。
しかし、お祓いをおこなうと買手が感じる瑕疵が下がるメリットがあります。
場合によっては、購入を検討している買主からお祓いをお願いされる可能性もあります。
火事のあった土地のお祓いをするための費用相場
もし、火事のあった土地のお祓いをしたいのであれば、お寺や神社などに相談してみましょう。
お寺の場合は自分の墓があるお寺、神社の場合は不動産関連のお祓いを請け負ってくれるところが増えています。
最近は、お祓いをしてくれる僧侶を派遣してくれるサービスなどもあるので、一度不動産会社に相談しても良いでしょう。
お祓いをしてもらうための費用相場はだいたい3～10万円程度で依頼費用ではなく、交通費やお供え物といった名目になる場合もあります。
なかには、お気持ち程度と具体的な価格を提示しない場合もありますが、最低でも3万円程度は用意しておくのがマナーです。
ただし、火事や土地の規模が大きくなるごとに費用が高くなるので知っておきましょう。
火事のあった土地のお祓いをする際の注意点
火事のあった土地のお祓いをする際の注意点は主に3つあり、1つ目は、お供え物の用意です。
お祓いをする際には、お米や野菜などをお供えしますが多くは僧侶が準備しますが、念のためどちらが用意するのか確認しておきましょう。
2つ目は、お祓いを受けるときの服装です。
一般的なマナーとしては、男女ともに喪服で派手なアクセサリーや服は避けましょう。
3つ目は、お祓いの様子を写真に収めることです。
お祓いに参加しない買主などは、実際にお祓いをしたのかわかりません。
お祓いをした証明書のようなものを発行してもらえる場合あるようですが、お祓い中の写真を撮っておくとお祓いをした証明になります。
まとめ
今回は、火事のあった土地にお祓いは必要なのかなどをご紹介しました。
火事があった土地のお祓いは必須ではありませんが、購入を検討している買主からお祓いをお願いされる場合もあります。
お祓いをした際には、お祓いをした証明になる写真の撮影などの注意点も忘れないようにしてください。
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