賃貸物件を利用するうえで、害虫の悩みはいろいろあります。
そのなかでも、とくに私たちの身近にいる害虫がシバンムシです。
気候が暖かくなり始める時期に発生し、家の至る所に出てくるので、決して気持ちの良いものではありません。
今回は、シバンムシの発生源と対策方法などについて解説します。
駆除する前に知っておくべきシバンムシの特徴や種類とは
シバンムシとは大きさが1.5mm〜3mmほどの、見た目がまるで黒いゴマのような虫です。
発生時期は主に4月〜10月ですが、暖房で部屋を温かくしている場合は冬でも発生する可能性が高いでしょう。
成虫の寿命は10〜25日と短いのですが、繁殖力が高くメス1匹で卵を50〜100個産みます。
1口にシバンムシといっても世界には2,000種類以上、日本では60種類以上確認されています。
そのなかでもとくに家庭で出てくるのが、タバコシバンムシとジンサンシバンムシです。
シバンムシの駆除における発生源や被害について解説
シバンムシの発生源は主に餌がある場所です。
●小麦粉や干ししいたけなどの乾燥したもの
●ペット用ドライフード
●タバコ
●畳みや木材
●和紙や本
とくに「乾燥して古い物」ほど発生しやすく被害にも合いやすくなるので注意をしましょう。
干ししいたけやパスタなど、パッケージを食い破って侵入することもあるため、保存方法や管理場所を考える必要があります。
ちなみに人体への影響はなく、ダニのように刺されて腫れることはありません。
誤って食べてしまった場合も、食中毒を引き起こす原因にはなりません。
シバンムシの駆除方法と対策について解説
シバンムシの駆除方法は、発生源と個体数を減らすことです。
万が一食品に発生した場合、その食品は袋に入れて破棄しましょう。
成虫を駆除しても、産みつけられた卵が羽化した場合は厄介なので放置しないことが重要です。
また、キッチン回りや畳みで発生した場合は、有機リン系殺虫剤が効果があります。
そして一番の対策は食品を密封容器でしっかり保存をすることです。
密封容器で保存すれば、袋の隙間からの侵入を防げます。
さらに、ちょっとした工夫でシバンムシの住みにくい環境が作れます。
温度が25℃、湿度が60%の状態だと繁殖しやすいため、部屋の風通しを良くし、湿度を50%以下に保つことで繁殖を防げるでしょう。
まとめ
シバンムシは決して珍しいわけではなく、私たちの生活のなかでも発生しやすい虫といえます。
しかし、キッチン回りや食品に発生すると衛生面でも気になるでしょう。
もし、家の中で発生してお困りでしたら、ぜひご紹介した対策方法を参考にしてみてください。
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