住宅ローンは金融機関から融資を受けて不動産を購入する制度であり、借りた資金は長い時間をかけて少しずつ返済していくことになります。
しかし繰り上げ返済を上手く活用すれば、返済期間の短縮や返済金額の軽減により将来的な負担を軽くすることも可能です。
今回は住宅ローンの繰り上げ返済とはどういったものか、その効果が大きくなるタイミング、注意点を解説します。
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住宅ローンの繰り上げ返済とは?
繰り上げ返済とは、住宅ローンの元金の一部や全部を契約時に取り決めた返済計画に対して前倒しで返済することです。
繰り上げ返済の方法には、期間短縮型と返済額軽減型の2種類があります。
期間短縮型は、繰り上げ返済をした後も毎月の返済額を変更せず、返済期間を短くする方法です。
一方、返済額軽減型は、繰り上げ返済をした後も返済期間を変更せず、毎月の返済額を少なくします。
2つの方法はどちらもメリットとデメリットがありますが、返済期間が短縮される期間短縮型のほうが利息軽減効果が大きくなります。
毎月の負担は変わりませんが、返済期間が短縮されるので、支払う利息の金額が削減可能です。
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繰り上げ返済のタイミングは早いほど効果が大きい
繰り上げ返済は、返済期間中であれば任意のタイミングで自由に実行可能です。
ただし期間短縮型で繰り上げ返済をおこなう場合は、タイミングが早いほど利息軽減効果や返済期間の短縮効果は大きくなります。
仮に「借り入れ金3,000万円」「返済期間35年」「借り入れ金利年1%」「繰り上げ返済100万円」のケースを想定してみましょう。
1年後に繰り上げ返済をおこなうと、利息の軽減額は約39万円、短縮される返済期間は1年4か月になります。
これが5年後の繰り上げ返済になると、利息軽減額は約34万円、短縮される返済期間は1年3か月です。
タイミングが遅くなるほど効果は小さくなるので、総合的な負担を減らしたい場合は早めに繰り上げ返済をすると良いでしょう。
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住宅ローンの繰り上げ返済に関する注意点
繰り上げ返済に関する注意点としてまず挙げられるのは、住宅ローン控除への影響です。
金利1%未満の借り入れで住宅ローン控除を受けている人の場合、繰り上げ返済をおこなうと控除額が減ってしまう可能性があります。
また、将来的な負担を減らすことを重視しすぎて、手元資金を使い切ってしまうことも要注意です。
手元資金がなくなると怪我や病気などの事態に対応できなくなる可能性があるので、繰り上げ返済は基本的に余剰金を使うようにしましょう。
期間短縮型と返済額軽減型にはそれぞれのメリットがあるので、現在のライフステージや将来設計を考慮して方法を選ぶことも大切です。
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まとめ
まとめ繰り上げ返済とは、住宅ローンを当初の返済計画より前倒しで返済することであり、期間短縮型と返済額軽減型の2種類の方法があります。
タイミングによって利子軽減効果や返済期間短縮効果は変わり、早い段階で繰り上げ返済をおこなうほど効果は大きくなります。
一方、繰り上げ返済によって住宅ローン控除の控除額が減ったり、手元資金が少なくなったりする場合もあるので、実行するかどうかは慎重に判断しましょう。
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株式会社バンダイ スタッフブログ編集部
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