中古マンションを購入する場合に、住宅ローンが組めるのか心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
新築マンションと同じように、住宅ローンを組むことは可能です。
ただし、制限がかけられたり審査が通りにくいなどのケースもあります。
今回は、中古マンションの購入時に住宅ローンを組む際の制限や審査の状況についてご紹介します。
中古マンションの購入で住宅ローンは組める?
中古マンションの購入であっても、住宅ローンを組んで購入が可能です。
また、リフォームやリノベーションをおこなう場合には、工事費用も借入金額に含めて住宅ローンを組めるケースもあります。
金融機関によっては、仲介手数料などの諸費用を含めた借り入れも可能です。
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中古マンションの住宅ローンは制限がある
中古マンションは担保評価額が低くみられるため、借入可能額が低く制限される可能性があります。
そのため、希望する借入金額に届かない場合があります。
また、返済期間が新築よりも短く設定されているケースもあるため注意が必要です。
原則として返済期間は35年ですが、法定耐用年数の残り期間を超えた設定ができない場合があります。
マンションの場合は、鉄骨鉄筋コンクリートが多く、法定耐用年数は47年です。
そのため、築30年の中古マンションを購入する場合は、住宅ローン返済期間が長くて17年となる可能性があります。
最近では新築同様返済期間35年で住宅ローンを貸してくれる金融機関も増えてきました。
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住宅ローン審査が通りにくい中古マンションの特徴
住宅ローンが通りにくい物件の特徴は、担保評価額が低い中古マンションです。
まずは、1981年6月1日以前に建設されたマンションが、旧耐震基準に基づいて建てられているため、審査でマイナス要因となります。
また、再建築不可の物件は、火事や地震などで住宅が消えてしまっても新しく建物が建てられないため、担保評価額が低いです。
このように大きなリスクがある物件に対して、融資を積極的におこなう金融機関はありません。
続いては、借地権付きの物件です。
土地を担保にして住宅ローンを利用する場合には、土地提供者の許可が必要です。
もし住宅ローンを借りた人が返済できなくなると、金融機関が物件を競売にかけて残債分を回収します。
しかし、借地権付きの物件では担保価値が低いため、売却ができない、または安価での売却になる可能性が高いのです。
そのため、金融機関が融資を認めない傾向にあります。
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まとめ
中古マンションを購入する際に住宅ローンが組めるかどうかについて、ご紹介しました。
住宅ローンは可能ですが、制限がかけられているため新築と同じような感覚では利用できない場合もあります。
また、審査に通りにくい特徴の中古マンションに当てはまると、融資が難しくなります。
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